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No.03 パワーリフティングという競技について

ウェイトトレーニングにはさまざまな種目がありますが、その中でも特に重い重量を扱えるようになれる種目が三つあります。

それは「ベンチプレス」「スクワット」「デッドリフト」の三種目です。パワーリフティングとは、このそれぞれの種目で一回持ち上げられる最大の重量を競う競技です。

そして三種目合計で何sのウェイトを挙げたかによって順位が決まります。
一つの種目には三回トライすることができ、そのうち最も重い重量がその種目の記録となります。

例えばベンチで、一回目150s成功、二回目160sを失敗、三回目157.5sを成功、であればベンチの記録は157.5sということになります。

日本では、まだマイナーな部類に入る競技ですが、海外では専門誌も出されているほど盛んにおこなわれている競技です。もちろん日本でも地方大会から全国大会まで開催されており、更にその上には世界大会も存在します。


ベンチプレス




バーをラックからはずし、胸の上に降ろして再び持ち上げる。

トレーニングとは違い、競技としてのベンチプレスは基準が厳しく、胸の上でいったん静止させなければならない。

胸で弾ませて挙げたり尻が浮いたり、極端に手幅を広く持ったりすると失格となる。






スクワット




バーベルを肩にかついで半分しゃがんで立ち上がる。

太モモが床と平行か、それ以下になるまで沈みこまないと失格となる。

万一、つぶれた時のために後ろに一人か、あるいはそれに左右の二人を加えて計三人の人が補助につく。

ほとんどの人はヒザをバンデージで固め、パワースーツを着用して行う。






デッドリフト




床の上に置かれたバーベルを、脚と腰を曲げて上からつかんで引っ張り挙げる。

背中をそらした体勢でフイニッシュとなる。

途中で動きが止まってもう一回しゃくりあげたり、いったん太モモにバーベルをのせて、そこから挙げたりすると失格となる。

引く場合はスムーズに背中をそらせる体勢までもっていかなくてはならない。


競技は体重別に行われ、52s以下の階級から125sを超える階級まで11の階級に分かれています。
以下は96年の全日本選手権における優勝者の記録をいくつか挙げてみました。

ベンチプレス
スクワット
デッドリフト
  合計
 52s級
因幡英昭
 95.0s
225.0s
230.0s
550.0s
 60s級
伊差川浩之
165.0s
230.0s
227.5s
622.5s
67.5s級
多田敏彦
170.0s
230.0s
230.0s
630.0s
82.5s級
佐々木健一
207.5s
250.0s
255.0s
712.5s
110s級
西村政志
210.0s
310.0s
280.0s
800.0s
125s級
三土手大介
242.5s
357.5s
290.0s
890.0s




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